家庭でこんなところもご注意を! [食の安全、安心]
この写真は業務用のものですが、
まな板は微生物の巣窟のようなものです!
包丁で出来た傷、その中に残留たんぱくが蓄積し、乾燥がおろそかになると
そこで増殖しています
「いつもスポンジで洗ってるから家は大丈夫」「ちゃんと漂白剤で殺菌してるから大丈夫」?
本当に大丈夫でしょうか?
工場に入ったときに4人がかりで洗浄した直後の物を調べました
全然洗浄できてませんでした
なんでか!
包丁キズに沿った洗浄をしていないからです!
しかもスポンジで…!
やはり傷の中に入り込んだものは傷に沿って洗浄すること、ブラッシングすることが大切です!
それといくら殺菌してるといっても、たんぱく質が残っているとその殺菌効果も半減してしまいます。
たんぱく質によって殺菌剤を消費してしまうからです!
その上、あぶら物などによる脂質が、その上をコーティングしてしまって…
重要なのはきっちり洗浄して、最後に残ったわずかなものを全滅させること!
私の考え方は食品工場であってもお金をできる限りかけさせない主義ですから、
ここではたまたまあった、この棚を利用して乾燥を促進するようにしましたが、
漂白剤に漬け込んでも上記の理由があるため、完全ではないので、
このようにして風に当たる面積を広げて、乾燥を促進させています。
このように2重、3重の安全性へのセーブをかけていくことが大切です!
家庭の安全はまずこのような日常使いのものからしていくことが大切です!
同時に量販店さんも最近はインストア処理をされているところも多く、
店からその中が覗き込めますので、そこを見て、その量販店さんがどのようにされているかを見てみること!
そういうこともそこを判断する材料になります!
別に惣菜部門が見えなくても、水産部門で見えたら、基本的に同じレベルです。
問題が起こったときに単にそこを責めるだけではなく、
自分の安全は人任せにせず、最終的には自分で守っていくことが大切です!
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