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これから注意が必要です! [食の安全、安心]

だんだん気温が上昇してくるとでて来るのが「腸炎ビブリオ」です。

海水温が15℃を超えると、それまで泥の中にいたものが、海水中に出始めます!

【腸炎ビブリオの知識】

Q どこから来るの?
 海水や海底の泥に存在し、海水の温度や気温が上昇すると海 水中で大量に増殖し、魚介
 類に付着して運ばれます。
 腸炎ビブリオは真水の中では生きていけないので、魚介類を調理する前に水道水などで十分に
 洗いましょう。(地下水の場合は生きている報告があります)

Q どんな食品で食中毒が起こるの?
 刺身や寿司、仕出し弁当など魚介類を生で食べることが原因になることが多いです。

Q どうして食中毒が起こるの?
 腸炎ビブリオは、一般の細菌に比べ増殖スピードが速いのが特徴。
 夏場、刺身等をそのままにしておくと細菌が急速に増加し、そのまま食べると食中毒になります。
 ただ、腸炎ビブリオは熱に弱いので、加熱調理すると食中毒を防ぐことができます。
 

 *加熱するから大丈夫と思っていると、その魚は大丈夫でも、手についた菌、まな板や包丁につい

  た菌によって二次汚染をして、サラダとか他の食品に移染することが多いんです!

【家庭での予防】

1.冷蔵庫のフル活用
  

腸炎ビブリオ食中毒を防ぐには、温度管理が決め手です。腸炎ビブリオは4℃以下では増殖しま

せん。

魚介類を保存する時は、冷蔵庫のチルド室(0~4℃)を活用しましょう。
無い場合は、冷蔵庫内の下の方が上部より温度が低いので、庫内の下の方に魚介類を保存しましょう

冷蔵庫の能力をフルに発揮するために、開閉を少なくし、食品は庫内の7割以下にしましょう。

2.まな板・庖丁は清潔に、できれば区別して
  

  腸炎ビブリオは魚介類に付着していることが多いので、生魚等の下ごしらえをすると、使用したま  

  な板等は腸炎ビブリオに汚染され、同じまな板等を消毒しないで使うと、他の食品に汚染が広が

  ります。  

   魚介類を調理したら、調理器具は洗剤で洗浄し、熱湯で消毒しましょう。手は石鹸を使って十分  

  洗浄しましょう。

3.密閉容器の活用を

  生魚や切り身等を冷蔵庫で保存する時は、必ずラップなどをかけるか、密閉性のある容器を活 

    用しましょう。
     

    生の魚等には腸炎ビブリオが付いていることもあるので、他の食品に触れると汚染する危険性

  があります。


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