依存性はともかくとしても・・・発ガンの可能性が… [化学物質]
ニュースによると日焼けマシンを使用している人は、依存症の基準に適合している可能性があり、不安症状や薬物乱用に悩まされる可能性が高い―。こうした研究が19日、皮膚科についての専門誌「アーカイブス・オブ・ダーマトロジー(Archives of Dermatology)」に発表された。
ニューヨーク(New York)のスローン・ケタリング記念がんセンター(Memorial Sloan-Kettering Cancer Center)とニューヨーク州立大学オールバニ校(University at Albany, State University of New York)の研究チームが行った。
研究チームは、過去1年間に日焼けマシンを利用したことのある229人を含む、421人の学生を対象に調査を行った。その結果、日焼けマシンを利用した学生は、平均して1年間で23回利用していたことがわかった。さらに、薬物中毒を含む依存症状を判断する2つの基準に照らすと、約70%が日焼け行為に依存する兆候が出ていることが明らかになった。
依存性についてのことは一つの研究成果であり、断定できるものとしては不十分な要素があるものと思われるが、
確かに、「外見を良くするという理由に加え、リラックスや気分の高揚、社交としての動機も挙げられている」ことが日焼けマシーンを使用する人にとっては想定できることは言えるだろうし
それが依存症であるか、脅迫的な想いであるか
要因は分からないものの
日焼けマシーンを使ってあえて紫外線照射を連続的に行うことは、明らかに発がん性のリスクを自らが犯していることにつながる
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)による発癌性リスク分類では、日焼けマシンはアスベストやたばこに並びもっとも高い「グル―プ1」に分類されている。
発がん性リスクの分類は
世界保健機関(WHO)の下部機関である国際がん研究機関(IARC)は、ヒトの疫学調査あるいは生物学的知見および動物実験結果に基づいて、純物質、混合物、生活環境の発癌性リスクを評価し、定期的に勧告している。IARCの発癌性リスクのグループ分類(2006年1月に改訂)を次に示す。
- グループ1:作因(Agent)は、ヒトに対して発癌性である(ヒトでの十分な証拠)
- グループ2A:作因は、ヒトに対して恐らく(probably)発癌性である(ヒトでの限られた証拠,実験動物での十分な証拠)
- グループ2B:作因は、ヒトに対して発癌性であるかも(possibly)知れない(ヒトでの限られた証拠,実験動物での十分より少ない証拠)
- グループ3:作因は、ヒトに対する発癌性については分類できない(ヒトでの不適切な証拠,実験動物での限られた証拠)
- グループ4:作因は、ヒトに対して恐らく(probably)発癌性でない(ヒトと実験動物での発癌性の欠如を示唆する証拠)
要するにグループ1に分類されるということは自らが発ガンしてもそれを容認するということでもある
タバコを吸う人間がこれをいうのもおかしな話ではあるか
日常的にマシーンによる紫外線照射を連続的に受けていれば皮膚が常に炎症を起こしていることになり
発ガンはこの可逆的な連続行為によって、細胞修復を常に行われなければならなくなりり、その際に全く同じDNAが修復されるという保証はなく
そのDNAの突然変異によって簡単に言えば起こってくるものである
熱いお茶を常に飲み続けることによって食道がんのリスクは高まるのも同じことで、本人の自覚があるなしにかかわらず、リスクは増加していくのである
何もあえて自分からその危険に飛び込んでいく必要はない
癌になってはじめて気がつく
自分自身がそうであるがゆえにぜひ少しでもリスクを減らすようにしていってもらいたい!
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