日本の食の危機管理…いつまで続く、口蹄疫被害 [食の安全、安心]
宮崎県では、これまでに処分対象となった牛や水牛、豚は計約2万7770匹ということらしい
人に対しての影響はないため、現状は風評被害にも力を割かなければならない状況にあり、原因究明にと2本立ての対策に追われているというのが、今の宮崎県の状況だろう!
こういうときこそもっとマスコミは新型インフルエンザや鳥インフルエンザの時と同じように対応すべきであり、人に影響がないと分かるとほとんど報道すらない
まるでヒステリックなくらいに情報の垂れ流しをしておきながら、視聴者の興味がないと取り上げず、無知な販売店などが「宮崎県の肉は取り扱っていない」などというあきれた表示をしたりして、消費者はそれに惑わされる
食の安全、安心においてマスコミの力は非常に大きなものとなる
関係ないではなく、もっと的確に、科学的な姿勢を持って消費者に正確な情報を届けていくことこそ食の安全、安心の一端をになうマスコミの使命なのではないだろうか…
食の安全、安心はどこかの誰かだけが何かをすればいいということではない、それにかかわるすべての人がそれぞれの責任を果たしていくことが求められている!
ただ、原因の究明が遅れているということは、これだけ被害が大きくなって、経済的な影響がでてきている今、何か具体的な調査に問題があるのではないのだろうか…
飼料や敷き藁など家畜の肥育に対してさまざまな対応がとられ、その中の何か一つに問題があった。
そのことが何らかの形で広がってしまった
たとえば飼料を運ぶローリーのタイヤもしくはトランスバック、農家間の行き来など、最初は些細な事が、これらによって拡散して行ったのではないか
この点では何かが起こってから、そのことだけの対応、対応できた今の危機管理に問題があるように思われる。
いまだに総合的な食にかかわる危機管理が立ち遅れた結果だろう!
事業仕分けでさまざまな行政法人のムダが指摘されているものの、一方で必要なことがが行われていないことに対しての目を誰が向けているのだろうか…
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