記事タイトルと内容が違うね… [リスク]
記事の最初には
こってりしたソースとトッピングをいっぱい重ねたハンバーガーを食べる食生活は、動脈硬化だけでなく、特に子どもたちの気管支喘息(ぜんそく)や喘鳴(ぜんめい)を引き起こす危険性があるとの研究結果が、3日のの英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に掲載された。
と記載されながら
さも、ハンバーガーと子どもたちの気管支喘息(ぜんそく)や喘鳴(ぜんめい)に影響があるようなことが記載されているが
実際最後まで読んでいくと
その結果、食生活は、くしゃみを引き起こす草や花粉などのアレルゲンへの過敏性に対しては影響を及ぼさなかった一方で、喘息と喘鳴の有病率とは相関関係があった。
とされながらも最後には
しかし、貧困国においては、ハンバーガーを食べることが、豊かな国ほどの危険性をもたらさなかった。これについて、研究チームは、ハンバーガーは喘息などの直接の原因というよりは、喘息などを発症しやすいライフスタイルの複雑な環境を示す指標なのだろうと結論づけた。
と言うことはハンバーガーそのものが、子どもたちの気管支喘息(ぜんそく)や喘鳴(ぜんめい)に影響があるということではないことを言っており
どうもマスコミはそこに意図性のあるような文章として
読者の気を引こうとする姿が、この記事からうかがえるね…
ただ、一律的なことはいえないけど
確かにハンバーガーを子供たちにそれだけ与えるということは、家庭での料理がそんなにされていないということが伺え、
それを与えることに対しての親の意識が特別なものがないことを示しており、それはその親のそれまでの生活環境もそうであった可能性は確率的に高いのかもしれない
そのため、その子供たちへの遺伝子学的影響があるのかもしれないし
現実問題として、アトピーの要因の一つに遺伝的要素が含まれている
同様に、ハンバーガーが手軽に手に入る環境下にあるということは、都市部であり、それだけ排気ガス他工場からの廃棄汚染なども進んでいる地域の可能性はあり
そういうことを考えればハンバーガーそのものではなく
それが手軽に手に入る環境やそれを手軽に与える家庭環境、そのことに対してのとくべつな意識がない親のそれまでの生活環境とその親の遺伝的なものが影響している可能性は在ると考えられる
科学者はえてしてその専門にだけ長けて、それ以外のことに対しては門外漢の面を持っていることがある
しかし、そのことだけに長けていても、生活者としての社会科学も認識は必要であり
マスコミもその補てんのためのもっと突っ込んだ取材もしていただきたいものである
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