食に求められるもの

食に求められるものとして

以下の６つがある

 

１つはもちろん「安全性」

 

１つは「味＝旨み性」、さらに「栄養性」

同時に使用するときのことから「貯蔵性」や「便利性」があり

 

最後に「経済性」がある

 

いくらおいしくてもそれが何千円もしたら、一般の庶民には遠い存在！

どこかの国の首相が、消費税の増税に絡めて

３００万、４００万の低所得者は全額還付とか聞こえのいいこと行ってたけど…

平均年収はそれよりも高いかもしれないけど

実際の可処分所得を考えたら、多くの国民の年収に近いはず

１０００万以上もらってる人なんてそんなにはいないし

東京ならまだしも、地方じゃそんなにもらってるのは一握り…

 

だからおいしいことは分かっていても、手を出せない

牛肉一つとってもヒレのシャトーブリオンはおいしいけど

実際庶民が口にしているヒレ肉はそのシャトーブリオンの両端の方が主・・・

ロースとか言っても実際にはカタに近い、カタロースだったり…

 

旨みを優先すれば、経済性は高くなるのは当たり前

まして、和牛やその雌の松阪牛なんかは無理！

普通のホルスタインの肉にしても去勢牛が普通、メスはそう食べられることはない！

子供を産むからね…

 

貯蔵性にしても、今の忙しい世の中で生肉がそんなに食べられるもんじゃない

どうしても冷凍が多くなっちゃう

冷蔵で売られていても元は冷凍とか…

 

マグロにしてもまさか飛行機で運んできるわけには行かない！

運賃がたまらない！

そうすれば必然的に最初は冷凍！

 

それに肉や魚でも丸のままじゃ、困る

スライスしてたり、切り身やせめてフィレーにしてないと

調理ができない人も多いし…

 

そういうこととあわせて栄養性についても

必要な栄養素が含まれていないと人では産生できない栄養素もあるから

食で補っていかなければならない

 

このように食に６つのことが求められ

それはどうしてもどうバランスをとっていくかが重要になっていく

 

一方で、戦後政治の高度成長戦略によって

日本の一次産業は壊滅的打撃を受けてしまった

しかしその恩恵を受けて国民の生活基盤は成り立っているところもある

現実、実家が農家でもその跡継ぎをしている人がどれだけいるか！

 

国産でまかなえるのであれば国産に越したことはない

しかし、現実的に国産でできるものがどれだけあるか

その片棒を担いできたのは自分たちではないか！

その結果として日本の人件費は上昇し、余計にコストがかかるようになってきてしまった

このことがいいとか悪いとかではなく

 

今の現実から出発をしていかなければならない

そこからこの食に求められる６つの要素をわれわれはどうバランスをとりながら

より日本人にとって有効なすべて考えていくことが必要となってくる！

 

消費者には知る権利、選ぶ権利、安全を求める権利、意見を反映させる権利がある！

しかし権利とは責任でもあり

自分たち一人一人がもっと賢い消費者になって行くことが重要である！

 

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