食品が有害であること…6 [食の安全、安心]
ちょっと間が開いてしまって…
固有の毒性、摂取量ときて、存在形態の話を先に書きました
次にあるのが4番目としてそれを摂取する「生命体の応答力」の問題があります。
同じものを食
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しても
子供と大人、お年寄りでは免疫力の違いがありますし
男女という性別においてもたとえばもともと女性ホルモンの多い女性にエストロゲンという女性ホルモンを与えれば、過剰な状態になる可能性もあります。
年齢、性別だけでなく、人種においてもアングロサクソンなどの白色人種系の人々は最も市外せいという発癌物質に弱く、そのため皮膚のいろが白色なだけです
人種の違いは食習慣の違い、生活習慣の違いなどもうみだし、その結果として免疫力や体内の抗体が違ってきて当たり前の話です
もちろん同じ日本人においても健康な人と何らかの疾病をお持ちの方、疾病までは行かなくても血圧が高めの方低めの方、太ってる方やせてる方などさまざまな方がいらっしゃいますし、その方々によっても同じものでも問題発生の確率、可能性は違ってきます。
血圧の高めの方にとってナトリウム、いわゆる塩分の取りすぎは循環器系の病気を引き起こす近道に早くなるでしょう
このようにその生命体が持つ応答力は細かくいえば65億人すべてで違うということになります。
それはある意味個性でもあり、長所でもあって、短所でもあるといえます
人は相対的なものであり、その相対性のために長短同時に併せ持っているわけです
こんな経験があります
一つの玉子を使って一つの茶碗で「玉子かけご飯」を作り、
それをお嬢さん3歳とお父さん30台が分け合って食べられました
条件は全く同じです
違いは摂取量でしょうが、それ以外茶碗から箸にいたるまで全く同じ
玉子も撹拌してかけられていますから、正確には均質とは言い切れませんが
基本的には均質です。
この結果、お嬢さんはサルモネラ食中毒を起され、病院に搬送されましたが
お父さんのほうはすこしおなかがぐるぐると言うくらいのものでした
ちょうど3歳ということは免疫力がつき始めてきた年齢で、その途上にあり
30台はもっとも体力的にもピークになっているところ
これによって、同じものを接触されたにもかかわらず、発症した状況は全く違うものでした
幸いにお嬢さんはお母さんの処置が的確であったために大事には至らなかったのですが、これは整体の応答力の違いを如実に表した経験になりました。
和歌山カレー事件の場合は、おそらく「砒素」の摂取量の違いによるものが、大きな違いになったものと思われますが、それでも応答力も関係したのではないかと思いますし
堺のO157事件においても、多くはお子さんが罹患されており、重篤な事態になっています。ただここには学校給食というものが関係していますので、一概には言えませんが、重篤な事態を起されたのはお子さんです。
多くの施設などにおいて毎年ノロウィルスによる食中毒が発生していますが、これはお年寄りが多く、施設という閉鎖的な場所のため余計に内部での拡散が起こっていますが、重篤な事態はすべてご高齢の方々ばかりです
このようにそのものが有害な物質であっても、それを摂取する生命体の応答力の違いによって有害性のレベルが変わってきたり、問題の発生にまでいたらなかったりします
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