小康状態といえど楽観はできない [人獣共通感染症]
一応、鹿児島で見つかったのが最後に、
今のところ新たな鳥インフルエンザに感染した鳥は見つかっていない
しかし、彼らは群れで渡りをしており
さらに今回のものはおそらく従来ルートのもの
先に鳥取で見つかったものは直接ロシア方面からの渡りのもので
日本への渡りルートは基本的には2ルートあり
その点では楽観できるものではない
人への感染は、日本ではまず考えがたいが
東南アジアではこの間に何度も感染しており
その繰り返しの中で人にはまり易いものがいつかは出てくる可能性はある
同時に円高による海外旅行の増加など
旅行者による持ち込みも考えられ
もし人にはまりやすいものが現れ、旅行者が無造作に何らかの濃厚接触をしてきた場合、日本にも人によって持ち込まれることも想定しておき危機管理が必要だろう
現状は徹底した追跡によって鳥からの鳥への感染を防御することを優先しておけば問題はないと思われるが、いつヒトーヒト感染が起こっても対応できるように
行政は早め、早めの準備を怠りないようにしてもらいたい
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