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グローバルスタンダードは困難かも… [化学物質]

水銀についての国際的な話し合いが行われている

それだけではなく化学物質についての各国の基準や制度はそれぞればらばらなところがある

それに均一的にグローバルスタンダードの基準を作ることが果たして

どこまでいいのか…

少し疑問が残る

これは他のHACCPやISOについても同じ事が言え、

確かにISOでフィルムの感度の数を統一化することはいいことではあるが

それで画一的な仕事の仕組みを作っても

日本で言えば伝統的な産業にそれを導入することは非常に困難である

まして「背中を見て」とか「技術は盗むもの」的な風土がある中で

他の国では相容れない主観的な日本固有の価値観もあったりする

それをどう評価するかではあるが

一面でそれは必要な部分もある

 

これらと同様に化学物質についても

実際に国によって暴露の実態、摂取の可能性、習慣などいろいろな違いもあり

画一基準は難しい

しかし、最低限、各国で守るべきことは決められるのではないだろうか

CO2の問題では発展途上国から、先進国はそれで発展した

だから先進国は抑制すべきで、発展途上国は排出を認めることなどという意見も出た

そういう極論は問題であるが

 

話し合いにより有効性を出すためにもより突っ込んだ議論がされ

単純に一律に基準を作ることが目的化せず

全体としてどう押さえていくか、そのことを話し合う場で建設的になることを期待したい

ただし、CO2排出の発展途上国は排出を認めるべきだというような自分勝手な議論はすべきでないことは当たり前のことである

技術的な支援も含めてお互いがそれを削減していくためにどうして行くのかという議論になって欲しいものである・・・

 


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