おそらく各地で見つかるよ!「いつもこうだから」は危機管理に通用しない! [リスク]
今回は高知で…
これで7地域目、鶏からではないけど…
おそらく本気で調査をすれば各地で見つかるはず、
調査をせずに、偶然で見つかっているだけの話で
見つけた人の意識の問題だと思う
ブログで指摘しているように、既に全国各地に渡り鳥はやってきているはず
今年の寒波で、より暖かい地方に飛んできているはずだから
日本への渡来は相当数になるんじゃないのかな…
いつもよりおそらく多い・・・
だから鳥インフルエンザのウイルスが日本に渡ってきている可能性は
相当高いと見るべきであって
「うちは大丈夫」とか「うちに限って」とかという言い訳は通用しない
今までは暖冬だったからそんなに渡ってこずに一部の地域に限定されていたのかもしれない
しかし今年は違う!
毎年違って当たり前!
いつもこうだから、いつもは大丈夫だからというのは何の危機感もない人間
毎年、毎回同じことがあるはずもなく
その時その時によって違うってことを前提に管理をしていかなければ、意味がない
食品企業でも同じで、いつもこの機械はこう動いている
だから大丈夫って、偉そうに機会絶対主義のような企業があったりする
でも毎回機会は磨耗している
人も日によって感情の違いもあれば、体調の違いもある
いつもって言う言葉は危機管理に通用しない!
毎回が初回!
講演は何度も何十回、何百回とやらせていただいてきているが
いつも、これこそいつもだけど、はじめての気持ちで臨む!
歌の文句じゃないけど「恋はいつでも初舞台~」ってフレーズが講演のたびに出てくるよ
管理とは管理基準があって、監視方法が決まっていて
逸脱時の対処方法が決まっていて、それらの検証が行われ
記録されていることが基本
この「検証」が忘れ去られてしまっている
すなわち、「いつも」っていう「慣れ」「馴れ合い」
記録を見れば分かるはず
いつも講演で言うけど、その日その日の日報を見てるだけじゃ駄目!
その日報を横並びに見てみれば、個々には同じように見えてても、どこかに違いがある
これを見つけ出すことが管理者の仕事!
それを忘れないように…
これからもまだまだ見つかる可能性は高い
行政は、これからどうするのか!
組合員の生活を守るはずの農協は、全農はどうするのか
漁協、生協も同じ組合員の生活を守るべき立場の組織として、どうするのか
他人事と思わず、どれだけいろいろな事象に対してかかわっていくかが
消費者、国民の健康と命を守るべき組織の使命である!
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