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本気で見つける気がなければ、見つからない! [リスク]

長崎市宮崎町の川原大池公園で見つかった野鳥のオシドリ2羽の死骸から、鳥インフルエンザの高病原性ウイルス(H5亜型)の遺伝子が検出された。県は5日、発見場所から半径10キロ以内にある飼養農家2戸を立ち入り検査したが、異常は見つかっていないという。

 県の発表によると、高病原性ウイルスが検出された2羽のうち1羽は、1月31日に回収されたオシドリ。当初「高病原性の可能性は低い」と発表していたが、農林水産省から別の方法で検査するよう助言があり、4日に再検査したところH5亜型の陽性反応が出た。もう1羽は、4日に同池で死骸で見つかったオシドリ3羽のうちの1羽という。

こちらの記事は長崎の地方版の記事であるが

この記事からも伺えるのは

検査をしたときに「本気で見つけようとしていたのか?」

気持ちのどこかに見つかって欲しくないという気持ちはなかったか?

微生物検査でもよくあることであるが、企業内の品質管理室などで検査をしたら出てこない

しかし別に検査をしたら出てきたりする

 

そこには「出てくるな」「出てきて欲しくない」という気持ちが働き、出てきそうもない部位を調べていたり、検査方法が甘い場合が多い!

 

本気で見つけようとしていない!ここで見つかって欲しい!今、見つけることができれば早い対応が取れる!

そういう検査をしなければ、見つからないこともままある…

 

そこに行政の甘さがあるのである!

 

何もないことを喜ぶのではなく、何かを一秒でも早く見つけることができたことに喜びを感じるようにならなければならない!

危機管理とはそういうものである

早く見つかれば、早く対応が取れる!

結果はそれをする人間の姿勢や意識に必ず反映する!

 

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