賠償審議中に要望書を提出するとは…

福島第一原発の事故に伴う損害賠償の目安をつくる原子力損害賠償紛争審査会の開催中に東電からの賠償能力を考えて目安となる判定指針を策定するように注文

あまりにも身勝手なものとしか思えないし

自分たちも被害者という認識を前提とした要求のように感じられる

審査会の一時指針の内容がどのようなものになるかはわからないが、本来であればその内容が出てから、相談をするというｊことはあるにしても

 

その審議の最中に、早くも自分たちの要望だけを出すというのは、まったく被災者のことを考えていない行為としか思えない

被災者の方々は意見をまとめられるような状態ではない

今の暮らしを、まずは何とかすることが精一杯

にもかかわらず、東電は先に審査会に要望書を提出するなんて

あまりにも被災者を無視したような対応

 

今回の震災が、 、「異常に巨大な天災地変」で原発事故が起きた場合、事業者は免責されるという原賠法の例外規定に、今回の事故が該当するという解釈も「十分可能」という判断をしているようであるが、

確かに大災害には間違いはない

ただ震災が起きたことは天災であっても、それ以降の対応については、決してすばやい、あらゆる手段を講じた対応とは言いがたく

それ以前の問題として、「想定外」という言葉ですべてを片付けようとする姿勢も見受けられるが、想定外ではなく、想定してなかっただけで、想定が可能な内容であったと考えられるし、それを「想定外」で片付けられたのでは、被災者はたまったものじゃない

いわば人災的要素が非常に強いものである

どう見てもそこに被災者の実態、苦労を考えず、被災者不在の行為としか思えない

 

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