農家も被害者! [化学物質]
こういうニュースを読むと、さも畜産農家が悪いようなイメージを受ける
しかしこれらの農家にしても被害者の一人じゃないか
一番最初に情報を出さなかった政府
それから以降に畜産農家にだけ稲わらの制限を出したものの、農家にそれを知るすべがあるというのか
それにどこそこの農家から出荷と書かれているが
農家から直接出される牛は、繁殖農家や育成農家からだけで、食肉用の肥育牛を出荷する肥育農家は、行政が運営している屠場であったり、その屠場から出庫された半丸の牛を、解体する解体業者
農家が何も直接流通に載せることはない
その点で言えば営農指導をしているJAや全農の責任は?屠場を運営している行政の責任は?解体した肉を出荷している解体業者の責任は?
それにその肉を仕入れる仲買であったり、パック企業であったり、流通企業の責任は?
当然、稲わら農家への出荷停止をきちんと出さず、もともとも情報すらを早く出さなかった政府の責任は?
さも農家が悪いような書き方をするマスコミは、このことで起こる風評被害に対してどのような責任を取るのか!
単に物が変われないという問題だけでなく、周りからも精神的圧力がかかるかもしれない農家のかたがたへの苦痛に対しての責任はどうするのか?
もっときちんとした取材に基づいて、単に切り取った事実だけを報道するのではなく、全体を認識した上での報道をすべきではないか!
木を見て森を見ず!
それが報道のあり方か!
リスクにはゼロリスクは存在しない!
しかし、そのリスクを大きくするのも小さく抑えるのも人である
もう一度、皆がどのようなかかわりを持ってきたか、これからどのようにかかわっていくのかを、組織的に検討し、すぐに実行に移していかなければならない!
変わりゆく食環境と食の安全性 (クローズアップ食生活シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ぎょうせい
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: 単行本
問われる食の安全性 (筑波書房ブックレット―暮らしのなかの食と農)
- 作者: 中村 靖彦
- 出版社/メーカー: 筑波書房
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
食の安全を求めて ―食の安全と科学― (学術会議叢書(16))
- 作者: 唐木 英明
- 出版社/メーカー: 日本学術協力財団
- 発売日: 2010/02/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
コメント 0