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「協力」という言葉を知らないのか… [リスク]

結局のところ経産省の予測も、東電の予測も正確性に欠けるものであるが

なぜ彼らは「協力しあう」ということをせず

 

自分たちだけで、集計を出し、想定を出すのか

 

日本にとって、今回の震災は原発問題を含めて、まさに危機としか言いようのない事実

原発だけでも広島型原爆が20数個落ちたくらいの放射線量に達しているということは

まさに戦時状態と同じレベルの危機

 

にもかかわらず、それぞれがばらばらに仕事をし

東電は時間がないとか、数時間で仕上げたデータだとかとのたまっている

時間がなければ何もできないのか!

 

今まさに、ミサイルが落ちてこようとしているときに、時間がないといえるのか!

 

それで国民の命と暮らしが守れるのか

本来であれば国、政府がイニシャチブを取り、関係者を緊急招集して

相談しあう

それが国家的危機にあたっての当たり前の行動ではないのか

「節電だからたいした内容ではない」・・・

 

そういう思いが、そこに存在しているのではないか

しかしその節電ひとつで、熱中症の高齢者の命を脅かし、単に東電管内だけでなく

全国に影響している内容であり、

さらにその電力は被災地に対してはできる限りまわしていくことも求められる内容である

 

この危機感の無さ

危機に対するリスクコミュニケーションの仕組みのみ整備

それを阻むそれぞれの面子!

 

それらをすべて取っ払わなければ

危機管理はできない!

 

リスクアナリシスすらまともにできずして、リスクマネージメントができるはずもなく

そこにリスクコミュニケーションがないことでアナリシス、いわゆる分析ができない

危機管理に対して最低の組織が「日本国政府」としかいえない!

 

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