食品工場の手洗い場 1 [食の安全、安心]
食品企業の手洗い設備
基本的なことが案外、従業員に教えられていない
それどころか、ひどい工場になると家庭と同じような手洗いがついている
もうこれは従業員の問題でなく経営者の意識の低さ、知識のなさ
保健所の指摘の怠慢としか思えない
この手洗いだと、汚れた手で水道栓をひねって、仮にきれいに手がもし洗えたとしてもそのきれいな手で、汚れた手でひねった水道栓を触って閉めることになる
ということは、延々と手を洗い続けなければならない…
そこで、自動にすると高いから足踏み敷きにして
手で触らなくていいようにされていたりする
しかし、ついているのは家庭用の洗面台
洗面台だから丸いつくりになっている
そうすれば手の先が洗っている最中に、洗面台にあたることになる
さらに陶器製…これでは「割れる」心配が出てくる・・・
微生物管理問題だけでなく、物理的危害ーすなわち異物混入の確率が高まる…
いったいどのような危機管理の考え方をもってこのようなことが行われているのか
まず、工場入り口から消費者の危機管理、ひいては企業自身の危機管理を再考していただかなければ、問題は減少するものではない・・・
コメント 0