ヨウ素の過剰摂取はもともと甲状腺腫を悪化される事は認められてたと思うんだけど… [化学物質]
閉経後の女性が海藻を頻繁に食べると、甲状腺がん発症リスクが高まるとする研究論文を、日本の国立がんセンター(National Cancer Center)と国立環境研究所(National Institute for Environmental Studies)が11日、発表した
元々ヨウ素の過剰摂取については甲状腺腫の悪化を招く事が言われていた
それが「閉経後」という限定がついたわけではあるが
なぜ閉経後という区分を作ったんだろう
ヨウ素は甲状腺ホルモンの重要な成分である。
これが不足すると、甲状腺ホルモンの分泌が不足し、単純性甲状腺腫が起こると言われている
いわゆる良性の腫瘍ではあるが甲状腺の肥大に繋がる。この肥大はパセドウ病とは異なるが、発育障害や白痴・老人様顔貌、クレチン病などが起こることが言われている
元々海藻類を日本人はよく摂取する
ひじきなどは世界中でも日本と韓国くらいだろう
味噌汁や酢の物にわかめ、刺身の褄にも少ないが添えられる。海苔は日常的に食卓にあるし、行事食としての海苔巻きなど、摂取量は多い
そのため日本人の場合は、ヨウ素不足は起こりにくいのが現状である
大体、正常な甲状腺には40mg%含まれ、10mg%以下でヨウ素不足の症状が現れる
過剰摂取を前提として、閉経後という区分つけた意味がこのニュースではわからないし
ニュースのよれば摂取量の発表もないとのこと…
果たしてそれだけ過剰摂取になるくらい摂取してるんだろうか
閉経との関係と言う事は女性ホルモンとの関係を示唆してるのか
同時に摂取している食品によっても変わってくると思うんだけど…
これらの疑問だけではないが、ニュースや論文ではそれらの疑問にこたえる回答が見られず、このような国民を逆に不安にさせるものは、科学といえるのだろうか
科学は常に庶民のためになければならないし、それはマスコミとて同じ事である
なぜもっと突っ込まない!
聞いたことを右から左に流すのがマスコミの役割ではないはず!
コメント 0