確かに何らかの関連の可能性は… [微生物危害]
天候と蚊の発生との間には、当然、関係性が一般的にはある
雨が降って、水がたまるところがあれば、そこで蚊が発生する確率は高くなってくる
日本でもこういった場所でのかの発生率は高い
それがどんな蚊であるかではあるが・・・
マラリアはハマダラカが媒介昆虫である
マラリア原虫を、ハマダラカが吸血するときに侵入し、肝細胞で分裂して、赤血球に侵入して、
拡散分裂を繰り返す
熱帯性地域ではこのハマダラカの発生が多くなる
したがって、雨とマラリアの関係はあり、さらに雨は海水表面温度の関係がある
そうすればどこの海水表面温度が高いかで、気象学的にどこに雨が降りやすいかを予測することができるだろう
今回の発表は、地図が一致したというものであって、気象学的な検討がなされたとは言いがたい
ただ、日本でも近海の海水温より、遠海の海水温によって雨量的には予測され
この発表が、非科学的なものであるとは言えず、
これがさらに研究が進めば、さらに広範囲の気象と病気との関係が見えてくるのかもしれない
ただし、気象は変化しており、
今や日本も亜熱帯化しつつある面もあって、今後ともその理論が当てはまるかどうかは…
さらには太陽の黒点活動にも影響を受けることもありえるのではないだろうか…
それに今までの臨床例やそれを見た統計学からも、マラリアの発生率は予測ができるだろうし、
インフルエンザウイルスのように、次々と変異していくようなものではないため
一定の予測と準備はできるのではないか
問題はその予測どおりに医薬品の準備ができるか
その前にハマダラカをはじめさまざまな昆虫類の発生、その素となる原虫やウイルスの発生を
社会的にどう減少させていくかが大きな課題であり、
なんでも同じであるが現象面の対症療法ではなく、根本的社会的インフラ整備などの推進が求められる!
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