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ついに国内初の死亡者が・・・ [人獣共通感染症]

新型インフルエンザで、昨日沖縄の方がなくなられた報道が流れました

今日は、昨日、韓国でも女性が2人目の死亡者として出たことが流れています

 

北半球は夏、インフルエンザとは関係ないように思われがちですが、

従来のインフルエンザでも発生はあり

エアコンの効いた密閉された室内で、 空気も乾燥しており

冬場とそんなに変わらない環境下に室内はあります

 

その上、夏ばてなどによる体力の低下も手伝って

インフルエンザに感染しやすい状況がそろっています

 

いつかはこういうことも起こることは十分に事前に予想されていたことです

しかし、のどもと過ぎればと言う日本人の昔からの習性や

 

厚生労働省も最初あれだけ騒いでおきながら

その後は弱毒性であり心配は要らないということで、現場に任せると言うような対応をとってきました

ですから今、集計は重症者や集団感染に限られており、全体の把握は5000人を越えていると言うことだけです

リスクのマネージメントが相互にかかわりあうと言うことになっていないのではないでしょうか?

 

現場が一番よくわかっているわけですから、現場主導で治療については当たっていくべきだろうとは思います

しかし、そうだからといって国は何もしない、ワクチンを作ることなど次に備える

聞こえはいいです

しかし、どうしても現場には全体的なことはわかりません

まして、専門医であれば別でしょうけど、専門医でない方であれば情報に限りがあります

今回国内でなくなったのは腎不全の方、対応は泌尿器等の専門医だろうと思います

そうであればウィルス、感染症学については基本的知識はあっても、今の情報については疎いことも考えられます

腎不全などの人工透析を受けられている方、心臓病などの疾患、糖尿病などの疾患を患われている方などは免疫機能が低下しています

高齢者や乳幼児、妊婦さんなどにおいても免疫機能の低下や未発達などがあり

いわゆるハイリスク者と考えられます

これらの方々はどなたも感染症学を専門とはされていません

そういう面で医師だから全部が解っていると言うことは決してないわけで、

それぞれに情報をつないでいくコミュニケーションが重要であり

そのイニシャチブをとるのは病院だけでなく、地方行政であり、国の役割です

 

いくら弱毒性であっても感染力は強いことがわかっています

こういった点からも、専門家によるリスクアナリシス(解析、分析)が行われ、

それらの方々とのリスクコミュニケーションがとられ

そのけっかとしてリスクマネージメントがされていく

これは一般企業の管理においても同じことです

流行期に入る前に、もう一度その先の対策とともに、今の仕組みやリスクマネージメントについても再見直しを早急にすることが大切です!

一般の皆さんも、手洗いやうがいなど基本的なことは今のうちから癖付けていくようにしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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