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食品が有害ということ… [食の安全、安心]

食品が有害であるということについて今日は少し突っ込んで書きます

食品が有害であるということには6つの要素があると考えられます

 

その1つは何においてもその「食品固有の毒性」です

 

それを食べれば人に対して

それもすべての人に対して害を及ぼすもの

 

たとえばもっとも危険なものでは身近なものとしては「ふぐ」があります

ふぐが持つ「テトロドトキシン」は猛毒になります

ただこのふぐにおいても、「クサフグ」は「皮、卵巣、肝臓」にそれが含まれ、

「ヒガンフグ」「マフグ」「メフグ」「ショウサイフグ」「アカメフグ」なども同じ部位にテトロドトキシンが含まれているのですが、

 

「コモンフグ」にはこの3箇所以外に「精巣」があり

効果で有名な「トラフグ」になると、「シマフグ」とともに「卵巣と肝臓」で皮は大丈夫です

 

ただしここに「卵巣」「精巣」とかいてますが、フグは中間種の固体出現がありますので

オスだから卵巣はないと思っていても両方持っていることもあり、生殖機能部位は危険ということになります

このテトロドトキシンにあたると「食後2~3時間で発症、嘔吐、口唇の痺れ→呼吸停止」という状態になります。

この嘔吐などの症状が出たときにすぐに処置をすれば脂肪という最悪の事態は免れますが、本当に時間との勝負となります。

 

このように、それ自身が持っている(実際には彼らが食べるプランクトンに問題があるといわれたりしていますが)固有の毒性があり

これだけは避けることはできず

避けるためには摂食しないということが最大の安全性の確保ということになります

 

さらにその安全性を強化するのであれば、種類に関係なく、最も危険性の多い種類と同じ部位は避けたほうがリスクは低くなるとかんがえられます。

 

まず、フグに限らず、一般的に「北回帰線」から「南回帰線」の間で取れる魚に「シガテラ毒」が含まれているものが多いこともあります。

ただしこれの症状は温度感覚の異常(ドライアイスセンセーション)、下痢、嘔吐、関節痛など、致死率は低いといわれています

 

これら以外にも有名なものとしては「ジャガイモの芽のソラニン」などや

銀杏の「4’-MPN」、青梅やスモモ、杏、杏仁の種子に含まれる「アミグダリン」「グルナシン」などもありますし

食べはしないでしょうが、トマトの葉に含まれる「トマチン」もじゃがいものソラニンと同じ症状だ出ます

 

このようにまず第一に注意が必要なのは「固有の毒性」

その食品そのものが持つ毒性に注意が必要です

ソラニン中毒は学校給食などでたまに食中毒として発生したりしています。

これらの症状としては死亡はありませんが、嘔吐、下痢、食欲減退、昏睡、頻脈、腎不全、高血糖、発熱、流涎などの症状が出ます

これはなす科植物全体に見られるものです

 

後の残りの5つについては次号以下で述べます。


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