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食品工場に見る家庭でも起こりえる問題 [食の安全、安心]

工場 020.jpg

ゴミ箱です!

多分、ほとんどのご家庭でもゴミ箱はこの写真のようなタンブラー式の蓋付のものとか

ポリバケツなど蓋がついたものを台所で使われていませんか? 

そして、調理中に「野菜を切った手」「魚を切った手」「パン粉を使った手」などで、その切れ端などをゴミ箱に捨て、

その際に蓋を触る!

蓋を触った手は、洗っていますか?洗浄してから次の食材を触っていますか?

 

それにその蓋は毎日、洗浄していますか?

ほとんどされていないと思います。

 

「くさいものには蓋」では微生物学的には危険なんです!

私は工場では「蓋を取れ!」と指示します

そうすれば放り投げられるんです!

だから手を洗わなくてもいい!

最期に捨てればいいことですし、家庭では調理が済んでから蓋をすればいいんです…

これが微生物管理と作業の合理化の簡単な融合なんです…

蓋には必ず残留たんぱくが付着し、そこに微生物が増殖できる増殖場となっています

ご家庭でも、ぜひこのような管理をするようにしましょう!


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