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家庭での食品衛生 [食の安全、安心]

この間、微生物についてまず敵を知ると言う感じで書いてきました

改めてそれを前提に

家庭での食品衛生について今まで紹介したもの以外のことを掲載します

まず、よく行われていることで

漂白剤での漬け込み殺菌

食品工場でもこのように行われていたところがありました

ビージョイ 011.jpg

これではまったく殺菌になっていないんですよね!

まず第一に全体がまったく浸かりきっていません!

使っているところはまだしも、使っていないところはまったく殺菌されない!

第二にオープンになっています

漂白剤、いわゆる次亜塩素酸ナトリウムは揮発性です

ですからすごく匂いますよね!

ですからオープンにしているとどんどん揮発して行って濃度が薄まってしまう!

同様に、第三点目として、

いっぱい入れられてますよね!

これだけ入れすぎちゃうとそれだけでも次亜塩素酸ナトリウムが消耗されて濃度が薄まる!

それとこれは写真では分からないですが、

まず、殺菌をする前に綺麗に洗浄されているかです

残留たんぱくが多く残っていると、それによって消耗度が高まってしまいます。

同時に、その洗浄後、水が多くついたまま入れられたら

その水によって濃度を薄めてしまうことがあります

家庭用の台所用漂白剤の表示を見ますと食器類には

5Lの水に50mlの容量を入れてくださいとあります

これは濃度は100ppmになりますが、配合を見ると中に界面活性剤などが含まれていますから

その配合量が分かりませんので、少なくとも100ppm以下と言うことは確かです

次亜塩素酸ナトリウムの有効濃度は一応75ppm~150ppm

望ましいのは150ppmです

家庭では濃い濃度では手あれの原因になりますし、危険ですから

このようにギリギリの濃度使用を表示していますが 

この濃度で洗浄不足、水切りできていないものを入れられてしまうと

75ppmすら守れなくなってしまいます

微生物によっては200ppm程度必要なものもあります

弱い菌であれば75ppmでも何とかなりますが、

強い菌ではこの濃度ではどうにもなりません。

まして水割りみたいに濃度が薄まってしまっていては…

家庭での使用上の安全性確保のことを考えればこの濃度でもある程度有効とは思いますが

せめて残留たんぱくを残さない洗浄と水がついていないようにして

漬け込むことが重要です!

漂白効果は見た目ではあっても殺菌効果は殆どなくなってしまいます

かといって家庭で150ppmにするのは避けておいたほうがいいと思います

使用者の安全性のためにも・・・

尚、寄生虫のところでも書きましたが

寄生虫のクリプトスポリジウムには塩素はなんの有効性もありませんので

もし殺菌されるのであれば、

一番安上がりで多くのものに有効な熱湯消毒が一番だとは思います

これも火傷などの注意が必要ではありますが・・・

それと木製品の場合だと熱湯で反り返ったりすることもありますので

この点の注意も必要です! 

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