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喫煙者の自分がいうのも変な話だけど… [リスク]

このニュースの内容については

あくまでも一つの統計学的なデータでしかなく

医学的根拠なり、栄養学的根拠を有するものではない

要するに生物学的根拠ではなく、あくまでも数学上の結果であり

そのことで 

研究チームは、こうした栄養素を多く摂取することが肺がんリスクを下げるとは結論付けておらず、喫煙習慣をやめることの重要性を強調している。

ビタミンB6について言えば私の別なブログ「微生物のサプリ百科」で書いているが

生理作用 

●体内たんぱく質や必須脂肪酸の利用に関係する●中枢神経系の働きに必要、不足すると痙攣を起こす●皮膚の健康維持 

不足症 

●皮膚炎を起こし、虫歯ができやすい●貧血●小児の場合、痙攣を起こす●舌炎●脂漏性皮膚炎  

過剰症 

●水溶性で排泄されるため基本的に毒性の発現はない●1日2000mg以上とった場合、神経系の障害を引き起こす 

主な給源 

イースト、レバー、脱脂粉乳、肉、魚、大豆、豆類、ひまわりの種、にんじん、キャベツ、アボガド、バナナ、ほうれん草 

食品添加物 

ピリドキシン塩酸塩 

その他情報 

●腸内細菌により合成され、利用するため、腸内細菌を増やすこと。そのために食物繊維の摂取が重要となる●紫外線によっては解され、食品の加工時にも破壊される●水溶性のため摂取後8時間以内に余分なものは殆ど尿中に排泄される●坑うつ薬、エストロゲン、避妊ピルによって損失。たんぱく質を多量摂取しているヒトは不要●糖尿病患者はインシュリン必要量を減少させるため、低血糖反応を引き起こすことから医師によるコントロールが必要●妊娠中は摂取量を医師の管理の元に行う必要がある●パーキンソン病でレボドバ療法を受けている人は副作用に注意が必要●米国での平均的な食事における生体利用率は75%との報告がある●(米国栄養評議会)NOAEL200mg、LOAEL500mg 

以上のようなものであり

メチオニンについて言えば以下のようになる 

●含硫アミノ酸の一つで必須アミノ酸●生体内では脂質代謝に関与し、肝機能の維持に重要●「うつ病を改善する」「毛髪の発育を促す」などと俗に言われている●アセトアミノフェン中毒に対して有効性が示唆されている●食事からのメチオニンと葉酸の摂取量が多いと、特に大腸がんの家族歴があり、アルコールを多量摂取するヒトにおいて大腸がんのリスクを低下させると言う予備的な知見がある●手術時のコバラミン欠乏症の予防に対する予備的知見がある●適切に経口摂取する場合において安全性が示唆されている●食品中に含まれる以上の量を自己判断で摂取した場合、動脈硬化や胃がんのリスクを高める可能性がある●100mg/kg以上の摂取は避けること●妊娠中、授乳中の安全性については使用を避けておいたほうがよい●副作用として悪心、嘔吐、めまい、嗜眠、低血圧、興奮が報告されている●8~13.9g/日を4~5日間摂取すると、血中葉酸濃度の低下、白血球増加、尿中へのカルシウム排泄促進が起こることがある●乳児に対しての長期使用は肝毒性との関連性が報告されている●肝疾患を持つヒトは避けるべき、肝硬変患者で8gを摂取したときに肝性脳障害の報告がある●総合失調症患者が多量摂取すると、混乱、見当識障害、せん妄、興奮、動揺などの症状が怒ることがある●多量摂取は体内動態で、アミノ酸の一つであるグリシンと競合することが考えられる●高酸血症のヒトは避けるべき●ラット急性毒性LD50:36g/kg●薬事法では「医薬品的効能効果を標榜しない限り食品として認められる成分本質リスト」に収載

 

メチオニンについて一部のガンに対する予備的知見はあるものの、医学的にはそこまでであり、それも大腸がんについてしかない。

 

まぁ~最大のリスク軽減は禁煙しかないものと思う

 


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三五館編集部・森上

突然のコメントで失礼いたします。私、三五館という出版社で編集をしております森上(もりうえ)と申します。このたび、本日発売の弊社新刊『悲しき国産食品』(小薮浩二郎・著)をぜひ献本させていただきたく、コメントさせていただいた次第です。
本書は、現役の食品メーカーの添加物研究者が食品業界のずさんさ、添加物利用の危険性を明らかにし、国産食品との付き合い方を説いた作品です。お時間の許すときにお読みいただきまして、もしよろしければ貴ブログにご批評賜れば、望外の幸せに存じます。どうかご検討くださいますよう、よろしくお願いいたします。ご連絡、お待ちいたしております。

by 三五館編集部・森上 (2010-06-22 11:08) 

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