確かにその可能性はあるね [栄養]
ナッツ類には血中コレステロール値を下げる効果があり、健康によいという研究結果が10日、米カリフォルニア(California)州にあるロマリンダ大学(Loma Linda University)の研究チームによって米国医師会(American Medical Association、AMA)の内科専門誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)」に発表された。
研究によると、1日あたり平均67グラムのナッツ類を食べた人は、全く食べなかった人に比べ、総コレステロール濃度が5.1%、いわゆる悪玉コレステロールであるLDL(低比重リポタンパク)コレステロール濃度が7.4%減少したという。また、トリグリセリド(中性脂肪)の値が高い人がナッツを食べると、トリグリセリドの血中濃度が10.2%減少したという。
確かのその可能性はあるね…
もともと総じてナッツ類には多価不飽和脂肪酸の量が多い。その点から考えて、それなりの行動をとっている人にとっては、コレステロール値を下げる可能性はある
多価不飽和脂肪酸のリノール酸にはコレ捨てろ^るの低下作用がある事が言われており、その点ではその内容を実験で実証したってことかもしれない
ただこのことで「健康によい」という言葉はいかがなものか
このニュースのはLDLのことは書いてあるものの、HDL(一般的に言われる善玉コレステロール)についての報告がない
リノール酸にはLDLだけでなくHDLも下げるとか、アレルギーや免疫能を悪化させる事実も言われており、その点で「健康」というがいねんにあてはめてしまうのはいかがなものか…
それと肥満の人は下がらないとのことであるが、運動量にも関係しているのではないか
ニュースには運動量のことについての記載がない、いや研究にそのデータがないのかもしれない
なんでもそうであるが、食品はどの食品においても有用なことがある反面、一方で問題が起こる、いわゆる作用反作用、長短併せ持つ面があり
これが健康によいという言い方は問題があるものとしか思えない
また消化の点においても、それなりの咀嚼をして食べなければ消化器官に負担を強いるものとなる
同時に咀嚼をすればするほど、それが痩身に役立つということも言われたりしている
とすればそのことが直接的要因になりえるかどうか
別な要因も考えられないかという新たな仮定も生まれてくる
いずれにしても、このような研究は当然実施していくことが必要ではあるが、このことだけを捉えて、それだけで何かをしようとする面が一般の方にはあるため
その点も考慮した研究と報道を切に願いたいものである
またこのことと人種、性別、年齢層、その他もろもろの諸条件も合わせて発表していただきたいものである
人種によっては遺伝子が違う場合もあり、そのことが関与していることもありえる…
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