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いずれにしても人の作った装置が鯨・イルカに影響している [ニュース]

マダガスカルで起こったカズハゴンドウ75頭が死んだ原因はおそらく、海面下で不快な高周波音を放つ、石油探査の海洋マッピング技術だったとする報告書が26日、国際捕鯨委員会(International Whaling CommissionIWC)から発表された。

海洋生物に危害を与える可能性があるとして環境保護団体が長年反対している「地震探査エアガン」は、今回の事件の原因ではないという。

海洋保護団体オセアナ(OCEANA)によると、高周波音響測深器は海底のマッピングを行うために使用されることが多く、小型のクジラやイルカに危害を及ぼす恐れがある。一方、その後に使用される人工震源のエアガンの爆音は周波数が低く、大型のクジラに危害を及ぼす可能性があるという。

 OCEANAの海洋科学者、マット・ヒュルゼンベック(Matt Huelsenbeck)氏は「MBESが最初に使用され、これにおびえたカズハゴンドウが潟湖に進入し、その後にエアガンが使用された」と説明する。「もしエアガンが最初に使用されていたら、こうした事件は起きなかっただろうというわけではない。エアガンの音はMBESよりもさらに大きい」

 

これを見る限り、高周波音響測深器にしても、人口震源のエアガンにしても、

彼らの対しての影響は大きいものと考えられる。

 

人の作ったこのようなソナー類が、何らかの形で影響している可能性は否定できない。

イルカや鯨などは人には感知できないような高周波でコミュニケーションをとっているということは

今までにもわかっていることであり

 

そこにソナーなどの高周波が同調してしまえば

彼らのコミュニケーションのみならず、方向感覚などがかく乱されて

このような事態も生み出すのではないんだろうか

 

捕鯨について、日本や北欧以外の国々から批判の声があるが

こうして命を落としてしまうイルカや鯨がいる以上、捕鯨のみを批判するというのは少し考え直していただきたい

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日本人は昔から鯨を食べてきた

過剰な捕鯨は制限されるべきと考えるが

鯨はひげ、骨にいたるまで役に立つものである

 

その点からも、きちんと調査と確認をすることを前提とし、それに基づく制限の中で

捕鯨も認めていただきたいし

 

一方で、こういう座礁事故などが起こらないように

各種の鯨、イルカ類の研究を進め、具体的に彼らを混乱、かく乱させるものの周波数の制限や

使用の制限など、合わせて考えていただきたいものだ

 

ただ単に禁止するのではなく、お互いが共存でき、持続可能な生物の育成を前提とするのは当たり前のことである。

 

共に地球上に住むものとして、人類だけがすべてを支配できることはない

人がコントロール不能な放射能などは、取り扱わない

一方で人がコントロールできることは、徹底した研究に基づいて、共存をしていくための努力をしていく

 

伝統と、科学とそれぞれをうまく整合させていくことが必要なのではないだろうか…

 

 






 

 

 


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Twitterまとめ投稿 2013/09/29 [食の安全、安心]


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